『明治神宮 不思議の森~100年の大実験~』を見て、偉人たちと自然への畏敬の念で胸が熱くなった件

イタチです。

明治神宮について無知すぎたので、結構な衝撃を受けた。

みなさんは、明治神宮の森が、人工林だと知ってましたか?

 

 

100年前、『永久不滅の森を作る』という理念のもと、本多静六博士を中心とした学者たちが緻密な計算により計画したもので、

自然な世代交代で存続する、日本古来の常緑広葉樹の森を目指したものなんですって。

 

そんで一番すごいのは、最初に人の力で植樹したあとは、100年ほったらかしにしたってところ。

 

養老先生も言っていたけど、「世界でも類のない贅沢な実験」ってほんとだなぁと感心した。

 

なんといってもあの騒がしい原宿に隣接してるような、都心の一等地にある広大な土地なんだから。

 

番組内では、学者たちの調査により、森の豊かな自然が次々と明らかにされていた。

 

森の食物連鎖の頂点に立つオオタカの定住が確認され、植樹から100年で、深く豊かな自然が再現されていることがわかった。

 

今度明治神宮に参拝するときには、森にもちゃんと目を向けて、タヌキやらオオタカやらを見つけられたらいいなと思いました。

 

 

 

本多静六って、投資で巨万の富を築いた人としてはぼんやり知ってたけど、こんな立派な学者だとは知らなかった。恥ずかしい。

 

もしかしたら先を読んで投資することと、未来を見据えて森を作ることは通じるものがあるのかもしれないですね。