お風呂で体を洗う必要なんかないのかもしれない。タモリ式入浴法に触発されたわけではないけど

「湯船につかるだけ」というタモリ式入浴法に影響されたわけではないけど、ぼくも風呂では体を洗わない。

 

正確に言うと、シャンプーとか石鹸の類は使わない。

そういうスタイルになって、もう10年近くになると思うが、今のところ特に不都合はない。

 

当時、年末のマラソン大会に出場するために、夜な夜な練習していたぼくは、仕事から帰宅すると、スポーツ用のゼリー飲料でカロリーを摂り、めんどくさくなる前にさっと着替えて、すぐに走りに出ていた。

 

(ちなみに過去数回フルマラソンを走ったけど、今はもうマラソンなんて絶対やりたくない。ジョギングは体にいいけど、フルマラソンは体に悪いと思うよ。いやマジで!)

 

それで一時間とか、一時間半とか走って帰宅する。

汗だくなんだけど、当然疲れているし、腹も減っている。

 

「今はさっと汗だけ流して、寝る前にちゃんと風呂に入ろう」

 

それでシャワーでお湯だけさっと浴びてから、晩飯を食べるわけなんだけど、めんどくさくって、そのあと改めて風呂に入るなんてこと結局しないわけです。当然。

 

そうやって、シャンプーや石鹸を使わない日々が続いたんだけど、体が汚くなることもないし、臭くもない。むしろ肌の調子がいい。

 

そしていつしかマラソンの習慣はぼくの生活から消え去り、

「風呂はお湯を浴びるだけ」

という習慣だけが残ったというわけ。

 

最初のころは、場所によってはベタつきが残る場合があったけれど、だんだん自分の体のことがわかってくる。

気をつけるポイントがはっきりしてくる。

 

まずは頭。

頭皮はやはり皮脂の分泌が多いので、お湯をかけるだけではちょっと足りない。

爪を立てず、指の腹を使って、マッサージするように頭皮をこする。

嫌なベタつきがなくなるタイミングは、自然に指が感じるはずだ。

 

シャンプーを使わないと、頭皮の脂を取りすぎない。

そうすると脂自体が、無駄に湧き出てこなくなったんだと思う。

 

そのお陰かわからないが、頭髪が薄くなる気配はない。今のところ。

遺伝的には禿げてもおかしくないんだけど。

 

あとは脇の下とか、耳の裏とか、またの付け根とか、たぶんリンパだと思うんだけど、ちょっとベタつく部分があるので、そこは適度にこすっておく。

 

あと、顔の皮膚については、風呂上がりは化粧水なんかでケアしたほうがいいかも。

お湯で洗うだけであっても、ほっとくとけっこう突っ張るので。

 

そんな感じです。

 

たぶん性別、年代、生活スタイル、個々人の体質なんかによるので一概には言えないけど、体をゴシゴシ洗う必要なんてないような気がします。

 

参考までに。