埼玉県蓮田市の山口博史市議(58)が環境センター職員に土下座を強要した問題。怒りの感情が、相手の土下座に行き着く人とは絶対に分かり合えない

 埼玉県蓮田市山口博史市議(58)が、副議長を務める蓮田白岡衛生組合(蓮田、白岡両市で構成)が運営する蓮田白岡環境センターの職員に土下座を強要していたことが分かった。山口氏は27日、事実を認めて副議長の辞職願を出した。市議は続けるという。 

埼玉・蓮田市議が環境センター職員に土下座を強要:朝日新聞デジタル

 記事からは詳しい経緯は分からない。

もしかすると職員側にも落ち度はあったのかもしれない。

 

しかしそもそも、怒りの感情が、相手の土下座に行き着いてしまう人ってのが、理解できない。

 

怒りのあまり、相手をぶん殴っちゃう。これは理解できる。

(殴ったらダメだけど)

 

怒りのあまり、相手を殺しちゃう。これもまあ分かる。

(殺したらダメだけど!絶対!)

 

怒りのあまり、相手に土下座を強要する。

これが分からない。

 

相手に土下座させて、自分の気が晴れる人って、これって本当に怒ってるんだろうか?

 

これは怒りというよりは、猿のマウンティングに近いんじゃないか。

怒りというもっともらしい理由に、誠意を見せろという理屈をくっつけた、品性下劣な最低レベルのマウンティングなんじゃないだろうか。

 

いっそのこと市議は、職員の腰にのってマウンティングしたらよかったんじゃないかと思う。

 

山口氏はすでに職員や中野市長らに謝罪し、持ち込んだごみの手数料150円は支払った。朝日新聞の取材に対し、「土下座させたことは事実」と認め、過去に別の職員にも土下座させたことを明らかにした。

埼玉・蓮田市議が環境センター職員に土下座を強要:朝日新聞デジタル

 

 市議は職員に謝罪したそうだけど、当然土下座したんですよね?