読まれるブログにはテクニックも必要だけど、結局大事なのは人柄と積み重ね。『人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術』

 kindle voyageを購入。

Wi-Fiのみ、広告付きで、21,480円。

 

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・・・ちょっとだけ涙出ました。

(2万円あれば娘のオムツがいくつ買えるだろうか・・・)

 

しかし読書環境が劇的によくなったので、けっこう感動しています。

紙の本が生活から一掃されるってことはたぶんないでしょうが、kindle優先の読書生活になっていく予感。

なにしろ便利。購入ボタンを押せばすぐ読める。当然かさばらないから、狭い部屋に暮らす我が家にはすごくありがたい。

 

で、さっそくkindleで読んでみた本がこれです。

 

 わかったブログを運営されているかん吉さんの書かれた本です。

 

ブログに興味のある人、すでにブログを運営しているけどちょっと行き詰まりを感じている人にはとてもいい内容だと思いました。

 

いろいろ勉強になったけれど、特に印象に残った部分を少し引用。

「人々が読んでくれるタイトル = ツイッター上でリツイートされやすいタイトル」と、シンプルに考えることで、人々に読んでもらえて、被リンクもゲットできるのです。 

タイトルは記事の本文より大切だと考えています。なぜなら、タイトルで興味を持ってもらわないことには、本文を読んでくれないからです。何度も言うとおり、読んでくれなければ、記事は存在しないのと同じことです。

ブログ×SNSで、初めて一つの記事が完成すると言ってもいいかもしれない。 

こういったテクニカルな部分もとても大事なんですが、もっと大事なのは以下の部分だろう。

ソーシャルメディア上では信用が第一です。1,000個のブログをちまちま運営するより、一つのブログを情熱を持って更新していくほうが、圧倒的な力を持つようになります。

アフィリエイトは「今すでにファンが付いていて、ある程度のアクセスがあるブログ」に導入するものです。

ようするに「金儲けを考える前に、ちゃんと読者と信頼関係を結びなさいよ」と釘をさします。

自分で経験したことを、法則化・フレーム化していけば、他人にも役立つ記事のネタになります。

紹介する対象物を通じて、自分の経験や考え、感情を語っていかないと、読む価値のあるオリジナルなコンテンツにならないのです。

「自分をレビューする」ことは、ブログのオリジナリティーに繋がります。自分は世界でたった一人しかいないからです。

自分というフィルターを通すことで、どんな経験でも、どんなありふれた商品でも、オリジナルのコンテンツになりうるということ。

それは要するに「体を張る」ということかもしれない(肉体的にしんどいことをやる、という意味だけではなくて)

 

最終的には自分を「キャラ立て」できたら、「こいつが何考えてんのか毎日見てやろう」と読者に思われたら勝ちかもしれないですね。

 

かん吉さん、勉強になりました。ありがとうございました。

 

 

(そういえばスティーヴン・キングも、小説の第一歩は「自分が知っていることを書くことだ」と言ってたのを思い出した。)

 

ジョン・グリシャムは弁護士のなんたるかを知っている。でも、あなたは別のなにかを知っている。それがあなたに独自性を与えてくれる。勇敢であれ。敵情を視察し、戻ってきて、知っていることをみんなに話せ。

 

書くことについて (小学館文庫)

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